豊田市 訪問マッサージ プライベート面 科学的な根拠

こんにちは。野場貴之です。今回も、勝手ながら「私事」をつぶやかせて頂きます。



突然ですが、皆さんは学生の頃、健康診断などで「座高」を測った思い出はございませんか?私は、身長から座高を引いて、「誰が一番足が短いか?」など、友達で言い合った思い出があります。その「座高」の事で、ご存知の方もいるかもしれませんが、この座高測定が無くなるみたいです。そもそも、この測定が始まったのは理由としては、戦争時代、徴兵の身体測定で、「上半身には大事な臓が入っているから、ここが長いということは臓がしっかり入っていて健康だ!」という理由から始まったそうです。しかし、科学的な根拠は無いそうです。この「座高の測定」が開始されてから何十年も経っておりますが、測定結果を実際に有効利用したことが一度として無いとのことです。だから「座高」の測定は、無くなるとのことです。豆知識でした。


この話で思い出しましたが、「科学的な根拠は無く、信じられていた事」って、多々有りますよね?昔は、部活動などのスポーツの練習中に水を飲むと怒られました。野球部などは特に、そうだったように見えました。これも、考えてみましたら、理由によると思います。「水を飲む事によって胃が重くなり、その後の練習での動きが鈍くなるから、『今はまだ』水を飲んではいけない」という説明をした上での指導なら、理解できます。又は、「本番の試合でも、守備側は、その回がチェンジするまでは水を飲みたくても飲めない。そんな本番での試合も想定し、本番でも回がチェンジするまでの間は集中力を途切れさせないためのトレーニングなんだという意味も含めて、『今はまだ』水を飲んではいけない」という説明をした上での指導なら、こちらも理解できます。なにごとにおいても、「理由を説明する」って大切ですよね。


過去、理由は無く信じられていたトレーニング法で、今現在は有害性が指摘され、禁止とされている「うさぎ跳び」があります。下半身の瞬発力を鍛えるためのトレーニングだったようですが、医学的見地からは「膝を痛めるだけ」だそうです。


わりと最近のヤフーニュースで、「得点をしても、ファインプレーで失点を防いでも、絶対にガッツポーズをしない野球部」の記事がありました。「ガッツポーズをしない理由」ですが、(3つぐらいあったのですが)、一番印象に残った理由は「得点をしただけで(失点を防いだだけで)、まだその試合は終わっていない。まだ勝ちが決まった訳ではない。」と言う理由でした。過去の試合で、ガッツポーズをしなければ、さらに良いプレーができたという経験が、度々あったそうです。そして、「実際に起きた過去の事例を分析した上でガッツポーズをしない方が(このチームは)好成績を出せる」と判断したとの事でした。


「現状のチームを分析した上で、監督がそのように決めた。」との事です。理由の説明を読んで、「この理由なら、ガッツポーズをしないというルールを作り、守らせる根拠があり、指導者として間違っていない。むしろ正しい。」と納得できました。